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書く機会が少なくなったけれど冠婚葬祭などで書かなければならない筆文字・・・。
筆文字での上手な文字の書き方、筆文字によるデザイン、漢字の起源など
思いつくままに書き留めました。
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書いた文字を上手く見せるコツ
さて、各種筆記具の持ち方も説明してきました。
これで、あとはいよいよ文字を書くことになるわけですが・・・。

ところで、基本的に私は「書を嗜んで」います。
ですから、「文字を書く=筆で書く=書を書く」となります。
ということは、一般的に「縦書き」になります。
ノートに書いたり、書類を書いたり・・・というように、西洋の筆記具で文字を書く場合は、「横書き」になり
ます。書類の様式も、現代ではほぼ100%「横書き」にできています。
ですから、ここで述べる「文字を書く」というのは基本的に「縦書き」のことを指しますので、あらかじめ了承
しておいてください。

以前に、「文字の構成」「文字の中心」の話をしました。覚えていますか?

「文字を書く」際に、書きあがった文字を「上手く見せるコツ」があります。
そのひとつは、「文字がまっすぐに並んでいるか?」ということなんです。

手紙や封書の相手の住所や名前、慶弔時ののし袋の名前や芳名録等、現代の中で実際に「筆で文字を書く」なんて、かなり限りがあるはずです。私のように、「作品を書く」なんていう機会は、皆無と思います。ですが、日常の中で、もし、「筆で文字を書く」機会があったならば、臆せず挑戦してもらいたいと思います。といっても、この「臆せず」というのが難しいとは思いますが・・・。

どうすれば、「文字をまっすぐに書くことができるのか?」

それは、文字を書く際に、必ず「上に書いた文字」を見ながら書く。ということです。
一文字書き終えて次の文字を書く際、「上の文字の中心はどこだろう?」と考えてください。
そして、これから書く文字の、「文字の構成」と「文字の中心」をしっかりと確認してください。
書き始める前に、書き終えた文字をイメージしてください。
イメージしたところで、「文字の中心」が揃っているかを、確認してください。
「よし、OK!」と思ったら、あとは「臆せず」書きましょう!!

この繰り返しをするだけです。たったこれだけで、見違えるように「上手く」見えますよ!
もちろん、西洋の筆記具を使用する場合でも、同じことです。

といったところで、「難しい・・・」と感じる方がほとんどですよね?

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筆記道具の持ち方③
今回は、「小筆」の持ち方です。

「小筆」は、ペンの類の筆記具と、「筆管(軸)」の太さも形状もよく似ていますので、「持ち方」もペンの類の筆記具とほとんど同じになります。

親指と人差し指の指先でペンの軸を軽くはさみ、中指の第一関節より少し指先側に軽くおきます。と、ここまではペンの類の筆記具と同じなんですが、筆管(軸)の傾きは、大筆と同じように、ほぼ垂直になります。ペンの類の筆記具のように45度くらいにしてしまうと、文字を書いた時に、ベタ~とした線質になってしまいますから、注意が必要です!

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文字を書く際は、手は紙面につけて構いません(提腕法:「ていわんほう」といいます。)。大筆のように、手や腕、肘(ひじ)は紙面にはつけない(懸腕法:「けんわんほう」といいます。)で書くと、筆管(軸)が細いので、筆が安定しません。ですから、手は紙面につけて構いません。ただし、ペンの類の筆記具の時のように、あまりベタッと紙面に置くのではなく、軽く置く程度にしましょう。紙の上で、手を自由に動かすためです。

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また、名前や宛名、はがきに書く住所などのように、小さな文字を書く場合には、筆をより安定させるため、左手を右手の下に敷いて書く方法(枕腕法:「ちんわんほう」といいます。)があります。この方法ですと、筆が安定し、本当に書きやすいですよ!ご存知なかった方は、一度お試しを!!

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筆記道具の持ち方②
さて、今回は「筆」の持ち方です。

「筆」というのは、ペンの類とは違い、特徴的な形状をしています。
「筆先が柔らかく弾力がある。」「筆先は細い(尖っている)が、筆の根元に向かって円錐状に太くなる。」とい
う形状です。皆さんが、一番苦手な部分。それは、「柔らかさ」「弾力」「太さ」にあると思います。「柔らかい」
から「一定の太さの線が書けない。」「ふにゃふにゃしていて書きにくい。」「はねやはらいがばさーっとなって
しまい、上手くまとまらない。」・・・といったような声を、よく耳にします。

これらは、筆の特徴を理解し、筆の形状を考え、筆を使いこなさなければなりません。その一番最初の段階として、「筆を正しく持つ」ことが、必要になってきます。

では、一般的に使用する二種類の「筆の持ち方」について説明します。

二種類の筆とは、ここでは「大筆」「小筆」ということで表します。
「大筆」・・・半紙や条幅(掛け軸)を書くもの。
「小筆」・・・名前や手紙等を書くもの。
というようなものです。

まず、「大筆」の持ち方です。

「大筆」は、ペンの類の筆記具よりも、「筆管(軸)」が太いので、「持ち方」もペンの類の筆記具とは少し異なります。
親指と人差し指・中指の指先で筆管(軸)を軽くはさみ、薬指の第一関節より少し指先側に軽くおきます。そして、ここが大事なんですが、筆管(軸)の傾きは、紙面に対して「垂直」となりますから、人差し指の第二関節あたりに筆管(軸)がくることになります。なぜ垂直にするのかは、また別の機会にお話をします。

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なお、ペンの類の持ち方と同じように、親指と人差し指の指先でペンの軸を軽くはさみ、中指の第一関節より少し指先側に軽くおく持ち方でもかまいませんが、私個人としては、「筆の安定性」という観点から、あまりお奨めはしません。その場合でもやはり、筆管(軸)の傾きは、紙面に対して「垂直」となります。

そして、文字を書く時は、手や腕、肘(ひじ)は紙面にはつけません(懸腕法:「けんわんほう」といいます。)。筆を自由自在に動かすために、手や腕、肘(ひじ)は決して紙面にはつけません。「肩」や「肘(ひじ)」を使い大きく腕を動かすことが必要だからです。また、極力手首は使わないようにしましょう。

以上が「大筆の持ち方」です。

少し長くなりましたので、「小筆」に関しては、次回で・・・。

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筆記道具の持ち方①
スタイルFMの「博多off会」を視聴していただきました方々、どうもありがとうございました!
また、都合で視聴できなかった!と言われる方のために、前回のブログで、ライブ版をネット配信しています。
ぜひ、ご覧になってください!!(かっこいい?私の姿が見れますよ~!)

さてさて、今回からまた、元の話へと戻ります。

今回は「筆記道具の持ち方」です。

鉛筆・シャープペンシル・ボールペン・万年筆・・・といった、日常的に使用頻度が高い、西洋生まれの筆記具は、「ペン先が固い」「ペン先が細い」といった形状をしています。と前回述べました。
ですから、これらの筆記具の場合は全て同じ持ち方になります。

親指と人差し指の指先でペンの軸を軽くはさみ、中指の第一関節より少し指先側に軽くおきます。
軸の傾きは、紙面に対して45度くらいの角度のなりますから、ちょうど人差し指の根元に軸がくることになります。ペンの類の筆記道具は、以上のような持ち方になります。

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そして、文字を書く時は、手が紙面についた状態になります。
何か文章にすると難しそうですが、日ごろから使用している道具ですから、普段どおりに持っていただいて結構だと思います。ただ中には、「?」と思うような持ち方をされていらっしゃる方もおられるかもしれません。

「美しく文字を書きたい」「きれいな文字を書きたい」と思われた方、一度筆記道具の持ち方を確認してみてください。



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和筆堂 ラジオ出演
先日の和筆堂ラジオ出演の動画をアップしました。
もし、ご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、下記の動画をチェック!!







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